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重曹とクエン酸の効果がすごい!掃除してもよし!飲んでもよし!

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重曹とクエン酸の効果がすごい!掃除してもよし!飲んでもよし!

重曹とクエン酸といえば『掃除に使うものである』、と認識している人は少なくないはずです。

事実、クエン酸は酸性なのでアルカリ性の汚れに分類される水垢、石けんカス、尿石や尿汚れにはよく効きます。

逆に重曹は弱アルカリ性の性質を持つため、酸性の汚れである手垢や油汚れ、焦げ付きなどといった汚れを落とすのに効果を発揮します。

掃除の仕事を専門としているプロも、クエン酸や重曹をよく使うと筆者の知り合いから話を聞いたことがあります。

今回は、上記に挙げた重曹やクエン酸は『飲める』ということはご存じでしょうか。

以下の項目に重点を絞って紹介していきます。

インターネットで調べた知識と、今まで筆者が見聞きしてきた知識を総動員した内容となっております。

20分程度で最後まで読める記事にまとめていますので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それでは参りましょう。

重曹とは?クリーニング時の重曹の使い方は?

重曹を使うときの方法を、大きく二つに分けると『水と一緒に混ぜる』『粉のまま使う』の2種類に分けられます。
水と一緒に混ぜる方法は、水多めの『重曹水』と重曹多めの『ペースト状』の2種類に分けられます。

重曹水を使うときの条件は、長時間放置して凝り固まってしまった頑固な汚れでないのであれば、基本的にはほとんど落とせます。

キッチンの油汚れやお風呂の皮脂汚れといった、油に関連する汚れは重曹水で落とせると覚えてください。

ペースト状にした重曹は、上記に挙げた汚れ以外に適用できます。
例えば、キッチンに長時間放置した油汚れなどは、重曹水には荷が重いです。

こびりついた油の汚れは非常に頑固で、重曹多めのペースト状でも塗った後は、しばらく放置する必要が出てきます。
放置することで徐々に中和されて汚れが浮き、ようやく落とせるようになっているのです。

重曹水のほうは水の割合が多いので、スプレーに加工して使用することが可能になるため、使いやすさは重曹水のほうが使いやすいです。

一方でペースト状の使い勝手は重曹水のほうには勝てませんが、汚れに対する強さはペースト状のほうが群を抜いています。
最後に粉のまま使うときの使い方と状況です。

まず、粉のまま使うことにより高い研磨効果を受けられます。
鍋についた焦げや湯呑の茶渋に、重曹の粉をかけた後にスポンジで軽くふいただけで汚れが落ちます。

たわしなどとは違い、重曹にある研磨効果では鍋の表面を削ったりしないため、長期的に綺麗な状態を扱えます。
さらに重曹には消臭効果もついていますので、においの強い排水溝などにも使いやすいです。

クエン酸とは?クリーニング時のクエン酸の使い方は?

クエン酸が効果を発揮するのは、重曹では効果のなかった汚れ全般に効きます。

重曹は弱アルカリ性の性質を持っているため、酸性の油汚れなどには効果を発揮しますが同じアルカリ性の水垢などには効果が出ません。

アルカリ性に効果を発揮するのが酸性のクエン酸です。
重曹とクエン酸がちょうど真逆の性質を持っているので、お互いの足りないところを補っています。

では、クエン酸の使い方はどうでしょうか。
水で薄めてスプレーとして使用することや、粉を直接かけて使用するのが一般的です。

重曹と使い方はそう変わりません。大きな違いとしては、その汚れは酸性かアルカリ性かの違いです。
一例としましては、

  • トイレの黄ばみや尿汚れ
  • 石けんカス
  • たばこのヤニ汚れ
  • 水垢

が挙げられます。
汚れが酸性なのかアルカリ性なのか理解すれば、掃除をもっとうまくこなせるでしょう。

重曹とクエン酸を混ぜると?

重曹とクエン酸を混ぜて水をかけると大量の泡が発生して、この泡は『二酸化炭素』というものです。
炭酸飲料に含まれるあのぶくぶくと同じものです。

基本無害ですので、吸い込んだりしてもあせらないでください。
この反応は酸性の重曹とアルカリ性のクエン酸を一緒に使用したことによる、中和の反応によるものです。

この泡は汚れを浮かす効果があり、洗面所やキッチンの排水溝に使うと効果を発揮しやすいです。
注意点としましては、あくまで汚れを浮かす効果であり、汚れを分解できるわけではないのでこびりついた汚れは落とせません。

おすすめの使い方としましては、

1. 排水溝に重曹をまんべんなく振りかける
2. 15分ほど放置する
3. クエン酸を溶かしたクエン酸水をかける
4. 泡が落ち着いたら水で流して軽く汚れをこする

15分ほど待つ理由は、泡では落とせない汚れを一度重曹で落としてから、クエン酸水をかけて落とした汚れを浮かしてあげるためです。
ほかには拭き掃除なんかにも効果があります。

こちらも重曹で一度拭いてから、クエン酸水で仕上げにもう一度拭くというものです。
拭き掃除できれいにしたいなら、重曹だけでも事足りますが重曹は水に溶けにくい性質を持っています。

汚れが落ちても、拭いた場所に重曹が残るのは結果として重曹で汚れていることに変わりません。
そこで水ではなく、クエン酸が入った水を使えば重曹と一緒に床が綺麗になります。

重曹とクエン酸を混ぜてできる泡は、どんな汚れも落とせるものではありませんので、混ぜることよりも個別に使った方がいいこともたくさんあります。

見た目だけでなく、しっかりと効果を調べてから使うようにしましょう。

クエン酸と重曹を混ぜて飲み物になります

ここまでクリーニングについてのクエン酸と重曹について紹介してきましたが、二つは飲み物にも利用できます。
混ぜて飲み物を作ると酸っぱい飲み物ができます。

わざわざ飲み物を作る必要はあるのか、と思う人がいると思います。
クエン酸にはミネラルの吸収を助けてくれる働きがあります。

汗をたくさんかいた時に必要な塩分やミネラルを含んでいる『経口補水液』にもクエン酸が加えられています。
知らないだけでいろいろなところにクエン酸は使われているのです。

では重曹のほうはどうでしょうか。重曹から作られる重曹水には、満足感を得られダイエットに効果があると言われています。
快便効果も期待でき、飲む量を間違えなければ非常に健康にいいと言われています。

そのまま飲むのもかまわないのですが、クエン酸だけで飲むと酸っぱい、重曹だけで飲むとしょっぱくて飲みづらい人も出てくると思います。

二つ混ぜて飲むと中和の反応が出て炭酸水になり飲みやすくなります。
しかも二つの効果を同時に獲得もできるので、一石二鳥のように得した気分なります。

クエン酸も重曹も食用の物を選んで使ってください。
下においしく飲める重曹クエン酸水の作り方の動画リンクを張っておきます。

美味しい重曹クエン酸水の作り方

まとめ

クエン酸と重曹の掃除の使い方から、飲み物についても紹介してきました。
簡単にまとめていきます。

・ 重曹とは?クリーニング時の重曹の使い方は?
↳スプレーやペースト状で使って酸性の汚れを落とす

・ クエン酸とは?クリーニング時のクエン酸の使い方は?
↳使い方は重曹と一緒だが落とせる汚れはアルカリ性に限る

・重曹とクエン酸を混ぜると?
↳混ぜた後に水をかけると泡が発生し泡の正体は二酸化炭素

・クエン酸と重曹を混ぜて飲み物になります
↳クエン酸にはミネラルの吸収を助ける力があり重曹にはダイエットに効果があると言われている

普段、掃除で無意識に使っていたクエン酸と重曹でしたが、調べてみたらきちんとした使い方がたくさんありました。
さらに、飲料としても利用できるので家に常に買い置きしていてもいいと、筆者は思いました。

今一人暮らしをしている人も、これから一人暮らしを始めようとしている人も、常に家にクエン酸と重曹を置いておくことお勧めします。



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