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皆さんが飲んでいるミネラルウォーターって水といっても種類があります。硬水、軟水の違いは?効果は?

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皆さんが飲んでいるミネラルウォーターって水といっても種類があります。硬水、軟水の違いは?効果は?

 

私たちが普段飲んでいるミネラルウォーター。

ひと言にミネラルウォーターと言っても、大きく2種類に分かれています。

それは、硬水軟水です。

耳にすることも多いかと思いますが、2つの違いをご存じでしょうか?

「正直、水なんてどれも同じじゃない・・・?」

そう思われる方もいらっしゃるのではないのでしょうか。

実は硬水と軟水では味や産地、体への効果なども大きく異なります

この記事では

硬水と軟水の特徴と違い

硬水と軟水の健康や美容への効果

水に関する豆知識

などをご紹介します!

 

硬水とは?

硬水の特徴

硬水と軟水の大きな違いは

水に含まれるミネラル成分の含有量です。

ミネラル含有量が多いほど、「硬度が高い水」と言われます。

そして硬水は「1ℓに含まれるミネラル含有量が120mg以上のもの」

と定義されています。

硬水は含まれるミネラルが多いため、栄養価は高いですが

独特なにおいや味わいがあるといった特徴があります。

硬水の主な採水地

硬水の主な採水地はヨーロッパです。

その他には、アメリカのラスベガス

日本では沖縄でも硬水が採れることで知られています。

硬水のメリット

・ミネラル補給ができる

  硬水の特徴でもお話した通り、硬水にはミネラル成分が多く含まれます。

飲み水に硬度の高いものを選ぶことで

水分補給をしながらミネラルも同時に摂取ですることが出来ちゃいます!

ミネラルは必須の栄養素でありながら、体内では作ることが出来ないので

同時に効率よく摂取できるのはとても魅力的ですよね。

硬水のデメリット

・独特な風味で好みが分かれる

硬水に豊富に含まれるマグネシウムは苦みがあるので

「味が苦手・・・」と感じる人も多いようです。

これは好みや慣れなどの問題もあるので一概には言えませんが

軟水に慣れている日本人は飲みにくさを感じることがあります。

・肌や髪に刺激が強い

  硬水に豊富に含まれるミネラルはうれしい効果が多い反面

シャワーなどで使用すると乾燥を引き起こす原因にもなります。

髪や頭皮が乾燥したり、肌荒れを起こすこともあるので

海外旅行などで水道水が硬水の地域に行くと

「髪がパサパサになった」

と感じる人も多いです。

軟水とは?

軟水の特徴

軟水は、「1ℓに含まれるミネラル含有量が120mg未満のもの」

と定義されています。

硬水と比べ、ミネラル含有量が低いのでクセがなくまろやかな口あたりが特徴です。

軟水の主な採水地

日本で採れる水はほとんどが軟水です。

その他にはオーストラリア

アメリカのニューヨークでも軟水が採れることで知られています。

軟水のメリット

・クセがなくオールマイティーに使える

軟水は味わいがまろやかで、苦みや独特なにおいもありません。

人を選ばず誰でも受け入れやすい点も特徴といえるでしょう。

また、調理の際にも軟水であれば料理の味を変えることがないので

使い勝手が良いところもメリットです。

・髪や肌に優しい

軟水はミネラル量が少ない分、刺激も少なく

髪や肌に優しいという特徴があります。

日本は軟水国だから髪や肌がきれい、なんて海外では言われていたりもします。

軟水のデメリット

・ミネラル補給には向かない

繰り返しになりますが、軟水は飲みやすいというメリットがある一方で

ミネラル分は少ないので

「水分と一緒にミネラルも補給したい!」

という方には硬水での水分補給をオススメします。

 

体の影響や美容に効果が違う?

硬水と軟水は美容や健康へどのような効果があるのかも気になりますよね。

「硬水と軟水どっちが良いの?」

と思われる方もいらっしゃると思いますが

結論、硬水と軟水を上手に使い分ける

ことをオススメします!

【硬水】 美容や健康への効果

硬水のメリットでも触れましたが

硬水は体内で作り出すことのできないミネラルを補給することができます。

特に硬水に含まれるカルシウムには

脂肪の吸収を抑える効果や、動脈硬化の予防

マグネシウム便秘の解消なども期待できちゃいます!

一方で、硬水は胃腸や腎臓などに負担をかけてしまう事もあるので

胃腸の弱い方は少量から試すなど工夫が必要です。

【軟水】 美容や健康への効果

軟水の成分は人間の体のミネラルバランスに近いので、体への浸透が良く

血流を良くしてくれるなどの効果があります。

結果として老廃物を排出しやすくしてくれたり

疲労回復などにも繋がります。

また、シャンプーや洗顔には肌に優しい軟水の使用がオススメです。

それぞれメリットがあるので、自分の悩みによって使い分けると良いでしょう。

【硬水と軟水の違い選び方は?(硬水と軟水のメリットデメリット)

〜天然水・アルカリイオン水・エビアン・ボルビック・コントレックス〜】

こちらの動画は硬水と軟水の違いについてわかりやすく解説しているので

是非参考にしてみてください。

豆知識

最後に、水に関する豆知識を一つご紹介します。

最近では一般家庭でも使われることが増えてきた食洗機ですが

食洗機を使うと乾燥後

グラスなどに白い跡が残ってしまいませんか?

実はそれ、水垢で、水に含まれるミネラル成分なんです。

基本的に日本の水道水は軟水ですが

それでもカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が含まれています。

食洗機では通常の洗い物に比べて高温で早く乾燥するので

ミネラル成分が残りやすいのです。

(健康面での心配はないので安心してくださいね。)

また、食洗機の中には硬水と軟水を使い分けるものもあります。

水道水から硬水と軟水を作り

硬水の成分で汚れを落とした後、軟水ですすぐというものです。

実は硬水はタンパク質を溶かす性質も持っているのです。

同じ水でもこれほど効果に違いがあるなんて驚きますよね。

 

【まとめ】

硬水とは

・1ℓに含まれるミネラル含有量が120mg以上のもの

・主な採水地はヨーロッパ

・メリットはミネラル補給ができる

・デメリットはクセがあり味の好みが分かれる、肌や髪に刺激が強い

・硬水に含まれるカルシウムには脂肪の吸収を抑える効果や、動脈硬化の予防、

 マグネシウムは便秘の解消なども期待できる

軟水とは

・1ℓに含まれるミネラル含有量が120mg未満のもの

・日本で採れる水はほとんどが軟水

・メリットは髪肌に優しいクセがなくオールマイティーに使える

・デメリットはミネラル補給には向かない

・軟水の成分は人の体のミネラルバランスに近いので、体への浸透が良く

血流を良くしてくれる

老廃物を排出しやすくしてくれたり、疲労回復などにも効果的

・シャンプーや洗顔には肌に優しい軟水の使用がオススメ

硬水と軟水の違いや特徴、健康や美容への効果などがわかっていただけたかと思います。

私たちの生活に欠かすことのできないミネラルウォーター。

硬水と軟水を上手に使い分けて、健康や美容に役立ててみてはいかがでしょうか。



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