お気に入りのパワーストーン、長く愛用したいですよね。デザインだけを見て選ぶアクセサリーとは違って、願いや力を求めて選んだパワーストーンには、本来の力を発揮し続けてほしいものです。
ただし、力を借り続けるためには、定期的にお手入れをしてあげる必要があります。ギブアンドテイクです。
そこで今回は、パワーストーンのお手入れ=“浄化“方法についてご紹介します!
パワーストーンの浄化とは?
パワーストーンは持ち主に力を貸し与えるパワーを持っています。持ち主の願いを叶える、もしくは持ち主を守るため、常にエネルギーを使っているのです。そのエネルギーはずっと続くわけではありません。
本来のエネルギーを発揮し続けてもらうため、定期的に浄化して休ませてあげる必要があるのです。
浄化にはゼロ浄化とチャージ浄化が存在する
浄化には大きく分けて、“ゼロ浄化”と“チャージ浄化”の2通りがあります。
ゼロ浄化(別名:クリアリング)
パワーストーン内部に溜まったマイナスエネルギーを出して綺麗にする方法です。デトックスさせてあげるような感覚です。
チャージ浄化
パワーストーンにプラスエネルギーをチャージして元気を取り戻させる方法です。美味しいものを食べさせてあげるような感覚ですね。
この2通りの方法は、併用することも可能です。ゼロ浄化で綺麗にした後に、チャージ浄化でエネルギーを注入してあげると、チャージ浄化の効果がより良く発揮されます。
では、ゼロ浄化やチャージ浄化には、それぞれどんな方法があるのでしょうか?
まずは簡単な表にまとめたのでご覧ください。
ゼロ浄化 | チャージ浄化 | |
水 塩 煙 土 水晶 | 月光 日光 水晶 |
7種類の浄化方法を解説!
前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ具体的に、浄化方法を見ていきましょう。
水
自然の中に湧き出ている(人に触れられていない)天然水が理想ですが、水道水でも大丈夫です。
水道水の場合、細め(水滴が垂れる程度)に水を出して、毎日なら1時間程度、しっかりと浄化したい場合は3〜6時間当てておきましょう。
終わったら丁寧に水気を拭き取ることをお忘れなく。
石の種類や、アクセサリーに使用されている素材によっては、水で劣化する場合があるので注意してくださいね。
塩
容器に自然塩を盛り、そこに10〜20分程度パワーストーンを埋めておきます。
その後、10〜20分程度流水で洗い流し、しっかり水気をとってあげます。塩と相性が悪い石がありますので、その際は天然素材を使用した布(シルクなど)に包んで、塩に埋めるようにしましょう。
塩にマイナスエネルギーが移ってしまうので塩の再利用は避けた方がいいです。
最終的に洗い流すので、水に弱い石もNGです。
煙
お香やセージを焚いた煙に10〜20秒程パワーストーンをくぐらせます。特にホワイトセージの効果が高いとされています。この方法は同時にお部屋の浄化にもなるので一石二鳥ですが、くれぐれも火災にご注意を!
土
柔らかい布に包んで、地面に2、3日ほど埋めてあげましょう。
地中は湿度変化が激しいので、湿気に弱い石はNGです。
つまり、“水”がNGな石は同じく“土”も避けた方がいいということです。
水晶
水晶クラスター(水晶の塊)またはさざれ(・・・)の上に置いておくだけの、簡単で毎日続けやすい方法です。
この方法は、ゼロ浄化・チャージ浄化の両方の効果を持つので、楽に高い効果を得られます。石との相性を考えなくて済むのも良い点ですね。
月光
一番エネルギーが強いとされる満月の夜に、月の光を20分程度あててあげます。
満月が最適ですが、もちろん満月じゃなくても大丈夫です。全ての石に有効なのが利点ですね。
日光
日光に2〜3時間当てるだけの一番ハードルが低い方法です。
早朝から午前中の太陽光は、特にエネルギーが強いとされていますのでオススメです。
中には紫外線に弱く、色が褪せてしまう石があるので注意しましょう。
特におすすめで、汎用性の高い方法は水晶と月光浴だということですね。
それらの方法について詳しく解説されている動画がありますので、こちらをご覧ください!
パワーストーンの種類によって、浄化方法を間違ってはいけない
パワーストーンの種類によって、相性の悪い浄化方法があります。
適さない方法で浄化してしまうと、石が劣化してしまうからです。
お気に入りのパワーストーンが変色してしまったり、劣化してしまったりしないように、適した方法を見つけましょう!
それぞれの浄化方法に適さない石の種類をまとめましたので、ご参考にしてください。
石の種類\浄化方法 | 水 | 塩 | 太陽 |
アクアマリン | × | ||
アズライト | × | ||
アメジスト | × | ||
アンバー (琥珀) | × | × | |
インカローズ (ロードクロサイト) | × | × | |
エメラルド | × | ||
オパール | × | ||
カラートルマリン | × | ||
カルサイト | × | ||
シトリン | × | ||
スギライト | × | ||
スモーキークォーツ | × | ||
セレナイト | × | ||
ターコイズ | × | × | |
パール | × | ||
翡翠 | × | ||
フローライト | × | × | |
マラカイト | × | × | |
ラピスラズリ | × | ||
ラリマー | × | ||
ルビー | × | ||
ローズクォーツ | × |
まとめ
・パワーストーンに力を発揮し続けてもらうためには、浄化が必要
・マイナスエネルギーを洗い出す“ゼロ浄化”と、プラスエネルギーを溜める“チャージ浄化”
・様々な方法がある中で、どんな石にも支える方法は、月光浴や水晶を使う方法
・流水や日光浴は、石が劣化してしまう可能性があるので注意
石は自然界から私たちの手元にやってきたものなので、“生きている”と考えると、浄化も“しなきゃ”ではなく、“してあげよう”という気持ちで続けていけそうですね。
それぞれの石にあった方法で、時にはいつもと違う方法を試しながら、長く付き合っていきたいですね。