初心者におすすめのサンゴと海水魚

水の世界を彩るサンゴや海水魚には、個性的な形状をしたもの・派手な色をしたものなど、様々な種類が存在しています。

そんなサンゴや海水魚に惹かれ、自宅の水槽で飼育してみたいと考えている方も少なくないでしょう。

こちらでは、初心者におすすめのサンゴや海水魚についてご紹介します。飼育をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

初心者におすすめのサンゴ

サンゴは、大きく分けて「ソフトコーラル」と「ハードコーラル」の2つに分類されます。サンゴ飼育初心者の方には、ソフトコーラルのほうをおすすめします。

ソフトコーラルに分類されるものは、ハードコーラルと比較して水温や水質などの飼育環境の許容範囲が広いため、初心者の方でも飼育しやすいです。

水槽内で増やすことも比較的容易ですので、繁殖の楽しみも味わえます。

比較的明かりの強い照明でなくても飼育が可能なため、蛍光灯の明かりでも問題ありません。

うっかり照明を消し忘れてしまうことがないように、タイマー機能がついた照明機器を用意することをおすすめします。

よほどひどい水質でない限り、ソフトコーラルの飼育には問題ないと言われています。ですので、最低でも魚を飼育できる水質をキープしましょう。

水流は、淀むことがなければあまり神経質に考える必要はありません。ろ過槽からの水流があれば問題ないでしょう。

エサを必要としない種類も多くありますが、エサを与える場合は、水質が悪くならないように気をつけましょう。

環境を整えれば魚との飼育も可能ですが、魚病薬や駆虫薬を使用するとサンゴが死滅してしまうこともあるため、はじめは魚と同じ水槽での飼育は避けたほうが無難です。

もし、魚と同じ環境で飼育される場合は、病気に強い種類を選んでください。

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海水魚は淡水魚と比較して色鮮やかで個性的な魚が多く、観賞用として人気があります。

そのため、様々な海水魚が泳ぐ水槽を病院・商業施設・ホテルのロビーなどで見かけたことがある方も多いでしょう。

こちらでは、飼育がはじめての方にもおすすめの海水魚をいくつかご紹介します。

スズメダイ類は小型で小さな水槽でも飼育可能なため、水槽立ち上げ時のパイロットフィッシュに選ばれる方が多いです。

適用する水温の幅が広く、水質の変化にも強いといった特徴があります。この中でも、コバルトスズメダイやデバスズメダイなどは安価で入手しやすいです。

そのため、はじめて海水魚の飼育に挑戦される方に人気があります。

ハゼの生息域は非常に広く、1500種以上の仲間がいると言われているため、初心者の方でも飼育しやすい種類が豊富です。

そんなハゼ類の特徴は温和な種類が多く、混泳にも向いており、様々な環境の水槽で飼育しやすいと言えます。

その中にはサンゴを住家にしている魚も数多くいますが、サンゴのない水槽でも飼育することは可能ですので、飼育に慣れてきてからサンゴを入れてもいいかもしれません。

大きなヒレが特徴的なミノカサゴは、そのヒレがライオンのたてがみのように見ることから、英語圏では一般的に「Lionfish」と呼ばれています。

サイズに極端な差がなければ、異なる種類のミノカサゴを同じ水槽で飼育してもケンカすることはほとんどありません。

また、ミノカサゴの口より大きなサイズの魚であれば混泳もできます。

餌付けが容易ですので、徐々に慣らしていけば人工のエサも食べるようになるので、比較的飼育しやすい魚と言えます。