普通のイヤホンを長時間使って耳が痛くなったことはありませんか?そんな方におすすめしたいのが、最近注目されている「骨伝導イヤホン」です。
この「骨伝導イヤホン」とはどのようなものかご存知でしょうか?どういった仕組みで音が聞こえるのかも気になりますよね。
「骨伝導イヤホンってどうして音が聞こえるの?」
「普通のイヤホンとの違いは?」
「音漏れはしない?」
「使ってみたいけど、種類が多くて迷ってしまう…。」
この記事ではそんな疑問にお答えします!
骨伝導の仕組み
最近耳にすることが多くなった骨伝導イヤホン。
骨伝導とは、ずばり「頭蓋骨の振動を利用して脳に音を伝える」仕組みのことを言います。
通常のイヤホンでは小型のスピーカーを耳の穴に装着し鼓膜を振動させることで音を脳に届けています。
一方で、骨伝導イヤホンは耳や鼓膜を介さず頭蓋骨を振動させることで脳に音を届けます。
骨伝導イヤホンのメリットは?
耳をふさがず周囲の音も聞こえる
通常、イヤホンで音楽を再生しようとすると耳がふさがってしまい周りの音が聞こえなくなりますよね。かと言ってスピーカーで音楽を流してしまうと、その音は周囲にも聞こえてしまいます。
「周りの音も聞きたいけど、自分の音楽は周囲に聞かれたくない」
そんなときには骨伝導イヤホンがおすすめです。
骨伝導イヤホンは一般的にこめかみに装着するので、耳をふさがずに使うことができます。
周囲の会話や音を聞きながら、同時に自分の好きな音楽を自分だけで聞くことができるので、家事やテレワーク、ランニング、車の運転などの場面で使うのにぴったりなアイテムと言えるでしょう。
圧迫感がなく耳が疲れない
先述した通り、骨伝導イヤホンは耳の穴にスピーカーを入れないので圧迫感がありません。
耳への負担もないので、「長時間イヤホンを耳に入れていると、痛くなるので苦手…」という方は是非一度使ってみてください。
また耳の形やサイズなどでイヤホンがフィットしない、という心配もないので、「イヤホンがすぐに耳から取れて落ちてしまう…。」という方にもおすすめです。
骨伝導イヤホンのデメリットは?
音漏れしやすい
骨伝導イヤホンは通常のイヤホンのように耳で音の出る部分をふさぐ事がないので音量によっては音漏れする可能性があります。
一般的な音量であれば周囲には聞こえない程度ですが、人との距離が近い電車やバス、静かな図書館などでの使用には注意が必要ですね。
音楽への没入感が低い
骨伝導イヤホンの耳をふさがず周囲の音が聞こえる点はメリットでもありますが、そのぶん音への没入感は低くなります。
周囲の音が遮断されることがないので「音楽だけに集中したい」という方には向かない一面もありますね。
普通のイヤホンに比べると音質が劣る
通常の音量で使用する場合には気にならない程度ですが骨伝導イヤホンは音量を上げると音質が悪くなると感じる方が多いです。
「音楽に集中してより高音質で楽しみたい!」という方は少し物足りなく感じるかもしれません。
しかしここ数年で音質が良いものも多く出てきているので、一概には言えないでしょう。
【骨伝導イヤホン、ヘッドフォンの使い勝手はどうなの?メリット、デメリットとおすすめ使用法】
こちらの動画は、骨伝導イヤホンについて詳しく解説されているので参考にしてみてください。
おすすめの骨伝導イヤホン
最近では骨伝導イヤホンも一般的になり、さまざまな種類が販売されているのでどれを使ったら良いか迷ってしまいますよね。
今回はお勧めの骨伝導イヤホン5つをご紹介するので「初めてでどんなものを選べば良いのかわからない…」という方は是非参考にしてみてください。
価格:9,999円 |
価格:5,380円 |
価格:15,266円 |
価格:19,998円 |
まとめ
・骨伝導イヤホンとは、ずばり「頭蓋骨の振動を利用して脳に音を伝える」イヤホン
・骨伝導イヤホンのメリットは、耳をふさがず周囲の音も聞こえる、圧迫感がなく耳が疲れない。
・骨伝導イヤホンのデメリットは、音漏れしやすい、音楽への没入感が低い、普通のイヤホンに比べると音質が劣る。
骨伝導イヤホンで、快適なイヤホンライフを!
骨伝導イヤホンは耳を使わず頭蓋骨の振動を利用して音が聞こえる事や周囲の音を遮断せずに使用できる、といったメリットがわかっていただけたかと思います。
通常のイヤホンに比べて音漏れしやすい点や、音質が劣るなどのデメリットもありますが用途によってはとても便利なアイテムですよね。
テレワークやランニングに最適な骨伝導イヤホン使って、ワンランク上の音楽ライフを過ごしてみてはいかがでしょうか。