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おならが臭いのは原因がある!「へ~ なるほど」というお話。

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おならが臭いのは原因がある!「へ~ なるほど」というお話。

人それぞれ、おならが臭い時や、臭くない時があると思います。その原因に腸内環境があげられます。ここではその原因と予防法について書いてみたいと思います。

腸内環境が悪いと、肌あれや肥満、糖尿病等いろいろな病気の発症の元となると言われています。

本来「おなら」は臭くない?。

腸内のガスは排便と一緒にでるものなのですが、ガスの元となるのが、食事と一緒に飲み込む空気と腸内細菌が食べ物を分解するときに発生するガスだそうです。

もともと「おなら」というものには匂いはなく、腸内細菌の差で匂いの違いが出てきます。腸内細菌の種類は、ビフィズス菌など、腸内で良い働きをする「善玉菌」、悪い働きをする「悪玉菌」というものがあります。

善玉菌が多いと腸内で発酵作用が働き、匂いの少ないガスが発生します。悪玉菌が多く作用すると、腸内で腐敗が起こり、硫化水素が発生してしまいます。その状態でガスが出ない状態になると、腸内が荒れてしまい、いろいろな病気の発生源になってしまいます。悪玉菌が多くなってしまう原因には、肉食に偏った食習慣があげられます。例えば肉を食べた次の日に、おならが臭いと感じたことはありませんか?。決して肉を食べるということが悪いということではありません。肉も体に必要な栄養源です。

他に悪玉菌の多く発生する原因として、アルコール・たばこ・ストレスなどが挙げられます。腸内ある菌の割合は、善玉菌・悪玉菌が全体の3割に対して、後の7割は「日和見金(ひよりみきん」と呼ばれる、本来、善玉菌・悪玉菌にもどっちにも味方しない菌があるのですが、善玉菌、悪玉菌のどっちか勢力の強い方を味方に活動し始めます。ですので、善玉菌を増やしてやるということが健康な腸を作るという事になります。

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おならの匂いや腸内環境を整える改善策

改善策としては、やはり、一般常識である食物繊維を多く摂取するということが一番の近道です。食物繊維を多く摂取するということは、腸内の有害なものを絡めとり、お通じを促してくれます。あと食物繊維自体が善玉菌のエサとなってくれます。他に善玉菌のエサとしては、味噌、醤油という発酵食品も挙げられます。そういう意味では、やはり日本食は体に良い物なんですね。肉を食べるときは、肉と野菜の比率として「1:3」を摂取するよう心がけましょう。

善玉菌を増やす方法として一般的に「ヨーグルト」が良いというのは常識ですが、ヨーグルトの効果を高めるために「オリゴ糖」を一緒に摂取すると、善玉菌の活動が活発になります。ヨーグルトを摂取するタイミングは「食後」がベストです。空腹時に食べてしまうと胃酸でヨーグルト内の菌が死んでしまいます。あと世の中には様々なヨーグルトがあり、入っている菌もそれぞれ違います。その人に合う、合わないがありますので、10日間を様子を見てあげる必要があります。10日間食べてみておならの匂いやお通じの改善が見られないようでしたら、別のものに切り替えて試していきましょう。

あと、食物繊維が豊富含まれる「シリアル」ですが、手軽に摂取でき、こちらも腸内環境を整え、「痩せ菌」を増やすダイエット効果にも長期的だと思いますがが、期待が持てるのではないでしょうか。

お通じをよくするもう一つの大事なこと。

もう一つ大事なことがあります。それは便を出す力(筋肉)が必要となってきます。便がなかなかでないという方は「腸腰筋(ちょうようきん)」というインナーマッスルが衰えている可能性があります。腸腰筋を鍛える方法をしては、歩く・階段を3回ぐらい昇り降りする等が良いようです。

他の方法として「足開きスクワット」と言い、足をできるだけ開き、背筋を伸ばして、膝を90度まで曲げるスクワットを行う方法や、「腰ひねり体操」と言われる、立ったまま腰をひねって、左ひじと右膝、右ひじと左膝を交互に引っ付ける方法があります。どちらも毎日10回行ってあげる方法が効果的だと言われています。

 

皆さんも腸内環境を整え、健康な体をゲットしましょう。



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