ポリフェノール摂取はチョコレートがおすすめ！ 最近注目されているカカオニブとは？

カカオの効果ってすごい！って知ってますか？最近注目されているカカオニブとは？

カカオと聞くとチョコレートやココアを思い浮かべると思います。
チョコレートやココアでおなじみのカカオには私たちの身体にとっても良い成分ポリフェノールが含まれているのです。

カカオに似たカカオニブ。カカオほどまだ有名ではないですが最近ジワジワと注目されてきています。
健康に良いものだという事は間違いないです。
一体カカオニブとは何なのでしょう。

今回はポリフェノールとカカオの関係、そしてカカオニブの正体をご紹介します。

ポリフェノールとは？

ポリフェノールとは植物が光合成をおこなう時にできる抗酸化物質のことです。

ポリフェノールも抗酸化物質のひとつです。植物も生きている中で様々なストレスがあります。
それらのストレスから身を守る為にポリフェノール（抗酸化物質）が生成されます。ちなみに最近よく聞くファイルケミカルも植物しか生成されません。
ポリフェノールは植物に含まれており、苦味・渋味・色素が主な成分です。

ポリフェノールを含む代表的な食べ物・飲み物

チョコレートの苦味、赤ワインや緑茶の渋味はポリフェノールの成分だったんですね。

ポリフェノールは植物だけではなく人間にも効果があります。

ポリフェノールの主な効果

血液の流れを改善する作用・動脈硬化の予防・生活習慣病の予防・肌のくすみ、しわ、たるみの予防・美肌効果・血圧低下・便秘改善

様々な効果が期待できるのでいつもの食事や水分補給の時に積極的に取り入れたいですね。
※過度な摂取は気を付けましょう。

チョコレートカカオがおすすめ

ポリフェノールといえばワインが有名です。
ですがワインでポリフェノールを摂取しようとなるとお酒が飲めない・すぐに酔う・値段が高い・仕事や家事の合間に飲みにくいなど様々なデメリットが出てきます。

しかし、チョコレートだと

気軽に食べられる・気軽に買える・値段が安い・持ち運びしやすい
など生活している中で積極的に取り入れやすいのは断然チョコレートですね。

チョコレートの原料となるカカオマスにはポリフェノールが豊富に含まれており、カカオポリフェノールと呼びます。
※カカオマスとはカカオ豆を発酵→乾燥→焙煎→磨砕しペースト状にしたもの。

カカオポリフェノールの持つ抗酸化作用には健康効果があり、老化、がん、生活習慣病などの要因となる活性酸素から身体を守る働きがあります。

抗酸化作用を持っているのはチョコレートだけでなく、アントシアニン（赤ワイン）、カテキン（緑茶）、イソフラボン（大豆）などの種類があります。
その中でもチョコレートは気軽に摂取でき、お酒が飲めない人（ワインがのめない）でも摂取できます。
スーパーやコンビニでポリフェノールをアピールしているチョコレートをよく見かけるようになったのではないでしょうか。

普通のチョコレートを食べればいい？

先ほどポリフェノールを取り入れやすいのはチョコレートと言いましたが、チョコレートが多すぎてどれを選べばいいか分からない、どんな種類が良いのか？と疑問に思いますよね。

ずばり、カカオの含有量７０％以上のチョコレートを食べましょう！！

まず、チョコレートは何で出来ているのか？
〇チョコレートの主原料：カカオ豆・ココアパウダー・ココアバター（カカオニブから脂肪分だけ抽出したもの）※カカオニブは次項で説明してます。
〇チョコレートの副原料：砂糖・ミルクパウダー・バニラ（香り）、レンチン（乳化剤）

チョコレートは砂糖やミルクパウダーがたくさん使用されています。
甘いチョコレートは必然的にポリフェノールが含まれているカカオの割合が少なくなります。

これは一般的なチョコレートでカカオの含有量３０％~５０％で、カカオ含有量７０％以上のチョコレートをハイカカオチョコレートと言います。

砂糖やミルクパウダーが少ない分、カカオ特有の味わいが強く少しビターな味が特徴です。
７０％カカオのチョコレートだとビターな味の中にほんのり甘さもあり食べやすいですよ。

最近耳にするカカオニブとは？

先ほどのチョコレートの原料の説明の中にも出てきた「カカオニブ」
スーパーフードとしても名前が広まってきています。

カカオニブとは、カカオ豆を焙煎し、粉砕したものです。

カカオニブをすり潰して液状にしてから、砂糖を加えて練り、冷やして固めたものがチョコレートです。
つまり、カカオニブをそのまま食べるとカカオ１００％のチョコレートを食べているという事です。

私はカカオ８０％を超えると渋くてきついです。

カカオニブはそのまま食べてもOKですが、かなり苦味が強くほんのり酸味もあります。
ヨーグルトやバニラアイスにかけて食べるのがおすすめです。
カカオニブを蜂蜜に漬け込んだ「カカオニブハニー」もおすすめです。

カカオニブとはどんなスーパーフード

まとめ

今回はポリフェノールやカカオニブの説明、カカオの効果などをご紹介しました。

まとめると以下の４つです。

大切なのは「きちんと効果のあるものを選ぶ」、「生活の中での摂取しやすさ」という事です。
健康の為にカカオを摂取してみませんか。食べ過ぎは要注意です。